はじめまして。婚活コンサルタントの土居雅子（どいまさこ）です。私は普段、結婚を望む独身男女の１年以内の結婚達成をサポートする仕事をしております。お見合いのルール本やデートの教科書、LINEの教科書など独自のテキストをクライアントに提供し、１年以内の結婚達成を多数実現してまいりました。
さて、本コラムでは最近よく耳にする「婚活疲れ」について。どうして婚活に疲れるのか？その原因と、どうやったら婚活がうまくいくのか？という解決策について述べていきます。まずは、原因から。
婚活疲れの原因のひとつに「断られる（選ばれない）」ストレスがあると私は考えています。例えば、婚活パーティやアプリでの出会い。自分は誰からも選ばれないで終わる。いいなと思った異性からは、いつも断られる。１～２回デートをすると連絡がとれなくなる。ということが、しばしば起こります。
断られる度に落ち込み、まるで自分の人格を全否定されたような気持ちになる。そんなことを繰り返していませんか？
自分の人格を全否定されたような気持ちになるのは、相手がなぜ断ってきたのかNGポイントが分からないことに起因します。婚活パーティもアプリもお断り理由が明かされないので、自分のどこがダメだったのか分かりません。「あなたとはココが合わなかった」と言ってもらえば、相性の問題だと分かりますし。「あなたのココを快く思わなかったので」と言われたら、指摘された部分は直そうと努力できます。ところが、NGポイントが分からないまま終わるので、悪い部分を修正して次へ向かう努力もできず、ただ拒絶された印象だけが残り、ストレスにつながっていきます。
では、このストレスを回避し婚活疲れに陥らない解決策をふたつ挙げていきましょう。
ひとつめの解決策は、選ばれる自分になること。つまり、印象戦略の見直しです。婚活がうまくいかない理由のほとんどが、相手に与える印象が悪いことが原因です。もう一度会いたい！もっと一緒にいたい！と思ってもらえるよう、いかに良い印象を相手に与えるかに集中し、ここに関しては完璧な準備をして臨むべきだと私はいつもクライアントに伝えます。
このコラムでは、印象戦略の基礎の基礎「第一印象」についてふれていきます。第一印象において、男女ともに重要視されることは清潔感です。そりゃまぁそうですよね。この人とキスをしたり体を交えることができるかどうかは、大前提となります。清潔感が無いと判断される要素は、次の３つ。１太っている、２肌荒れしている、３においがきつい。会った瞬間からわずか６秒で判断されるので、その間に「太った人」「肌が荒れている」「なんかクサい」と思われたら、その時点でアウト。特ににおいに関しては、体臭がした、口臭がした瞬間に終了です。その後、いくら面白い話しができたとしても、印象が覆ることはまずありません。これは一見、男性に多いような気がしますが、女性にも起こり得ることです。先日、すごい美人でスタイルの良い女性とお見合いした当社の男性から「においがダメでした」と即座にお断りの連絡が入りました。30代後半の美しい女性でしたが、加齢臭のような？食べるものが原因のような？何とも言えない臭さに生理的NGを感じたそうです。健康的な食習慣と清潔な衣類を身にまとう生活習慣には気をつけたいものですね。あと、香水の匂いが苦手な男性は意外と多いので、女性はこの点にも配慮すると良いかもしれません。
「たった６秒で印象が決まるのか、怖いな」と感じるかもしれませんが、逆に考えてみてください。この６秒さえ完璧にこなし、良い印象を与えることができたのなら、その後よっぽど大きな失敗をしない限り、次のデートにつながるわけです。体型と肌とにおいに関して完璧な準備をする意味が、おおいにあると思いませんか？
そして、ふたつめの解決策は、何がダメだったのか？と考えすぎないことです。考えたところで正解は分かりませんし、ダメなところ、嫌われそうなところを予想して、自分の欠点にばかり着目しているとどんどん婚活疲れに落ちていきます。たとえ期待した結果が出なかったとしても、自分とはご縁の無い人だったと割り切り、「次！」「次！」と気持ちを切り替えて、新しい出会いに向かうこと。これが婚活必勝マインドです。だって、たくさんの人にモテる必要はないのですよ。たったひとり、たったひとりに求められればいいわけですから。出会う人、出会う人、すべての相手に好かれようとしたり、完璧な自分になろうとする努力は不要です。そんなことに時間を使うくらいなら、今の自分の長所を好きだと言ってくれる人を探すことに時間を投じた方がよっぽどいい。特に30代前半までは、男女ともに結婚できる確率が高い年齢です。必ず自分に合う人がいると信じていてください。皆さまの婚活が幸せな実を結ぶことを心から祈っております。
土居 雅子
ミヤビマッチング 婚活コンサルタント
